イントロダクション
C# でビルドするアプリケーションの多くは、データを操作する必要があります。 場合によっては、データがアプリケーションでハードコーディングされることがあります。 ハードコーディングされた値は、プログラムの実行全体を通じて一定で変更されない値です。 たとえば、何らかの操作が成功したときに、ユーザーにメッセージを出力する必要がある場合があります。 "成功" メッセージは、アプリケーションが実行されるたびに同じになる可能性があります。 このハードコーディングされた値は、定数またはリテラル値と呼ばれることもあります。
さまざまな種類のデータを含む書式設定されたメッセージをエンド ユーザーに表示するとします。 メッセージには、ハードコーディングされた文字列と、アプリがユーザーから収集した情報が組み合わされます。 書式設定されたメッセージを表示するには、ハードコーディングされた値の両方を作成し、数値、英数字など、特定の種類のデータを格納できる変数を定義する必要があります。
このモジュールでは、さまざまなデータ型を含むリテラル値を作成します。 特定のデータ型を保持できる変数を作成し、それらの変数に値を設定してから、後でコードでそれらの値を取得します。 最後に、コンパイラが作業の一部を管理できるようにすることで、コードを簡略化する方法について説明します。
このモジュールを終了すると、リテラル値を作成し、変数にデータを格納および取得できるようになります。
学習目標
このモジュールでは、次の操作を行います。
- 5 つの基本データ型のリテラル値を作成する
- 変数の宣言と初期化
- 変数の値を取得して設定する
- 初期化時にコンパイラが変数のデータ型を決定できるようにする
[前提条件]
- 基本的な C# 構文規則を理解する必要がある
- 使用方法を理解する必要があります Console.WriteLine()
- .NET エディターの初級レベルの経験