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データベース ダイアグラムの設計 (Visual Database Tools)

適用対象:SQL ServerAzure SQL DatabaseAzure SQL Managed InstanceAnalytics Platform System (PDW)

データベース デザイナーは、接続先のデータベースを設計および視覚化できるビジュアル ツールです。 データベースを設計するときは、データベース デザイナーを使用して、テーブル、列、キー、インデックス、リレーションシップ、制約を作成、編集、または削除できます。 データベースを視覚化するには、データベース内のテーブル、列、キー、リレーションシップの一部またはすべてを示す 1 つまたは複数のダイアグラムを作成できます。

データベース内のテーブルリレーションシップを示す図。

任意のデータベースに対して、必要な数のデータベース ダイアグラムを作成できます。各データベース テーブルは、任意の数のダイアグラムに表示できます。 したがって、異なるダイアグラムを作成して、データベースのさまざまな部分を視覚化したり、設計のさまざまな側面を強調したりできます。 たとえば、すべてのテーブルと列を示す大きな図を作成したり、列を表示せずにすべてのテーブルを表示する小さな図を作成したりできます。

作成した各データベース ダイアグラムは、関連付けられたデータベースに格納されます。

データベース ダイアグラムのテーブルと列

データベース ダイアグラム内では、タイトル バー、行セレクター、一連のプロパティ列という 3 つの異なる機能を持つ各テーブルを表示できます。

タイトル バー

タイトル バーにテーブルの名前が表示されます。

テーブルを変更してもまだ保存していない場合は、テーブル名の末尾にアスタリスク (*) が表示され、保存されていない変更が示されます。 変更されたテーブルとダイアグラムの保存の詳細については、「データベース ダイアグラムの操作」を参照してください。

行セレクター

行セレクターを選択して、テーブル内のデータベース列を選択できます。 列がテーブルの主キーにある場合は、行セレクターにキー記号が表示されます。 主キーの詳細については、「 主キー制約と外部キー制約」を参照してください。

プロパティ列

プロパティ列のセットは、テーブルの特定のビューでのみ表示されます。 5 つのビューのいずれかでテーブルを表示して、ダイアグラムのサイズとレイアウトを管理できます。

テーブル ビューの詳細については、「 ダイアグラムに表示される情報の量をカスタマイズする」を参照してください。

データベース ダイアグラム内のリレーションシップ

データベース ダイアグラム内では、各リレーションシップは、エンドポイント、線スタイル、および関連テーブルという 3 つの異なる特徴を持つ状態で表示できます。

エンドポイント

線の終点は、リレーションシップが一対一か一対多かを示します。 リレーションシップに一方のエンドポイントにキーがあり、もう一方のエンドポイントに 8 個のキーがある場合は、一対多のリレーションシップになります。 リレーションシップに各エンドポイントにキーがある場合は、1 対 1 のリレーションシップです。

線のスタイル

行自体 (エンドポイントではない) は、外部キー テーブルに新しいデータが追加されたときに、データベース管理システム (DBMS) がリレーションシップの参照整合性を強制するかどうかを示します。 行が実線と見なされる場合、外部キー テーブルで行が追加または変更されたときに、DBMS によってリレーションシップの参照整合性が強制されます。 行が点線で表示される場合、外部キー テーブルで行が追加または変更されても、DBMS はリレーションシップの参照整合性を強制しません。

リレーションシップ行は、1 つのテーブルと別のテーブルの間に外部キー リレーションシップが存在することを示します。 一対多のリレーションシップの場合は、線に数字の 8 に似た記号が付いている側のテーブルが外部キー テーブルです。 線の両方の端点が同じテーブルにアタッチされている場合、リレーションシップは再帰リレーションシップになります。 詳細については、「 再帰リレーションシップの描画」を参照してください。

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