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builder モジュール

Azure Machine Learning パイプラインを構築するためのクラスを定義します。

パイプライン グラフは、パイプライン ステップ (PipelineStep)、各ステップで生成または使用されるオプションのパイプライン データ (PipelineData)、およびオプションのステップ実行シーケンス (StepSequence) で構成されます。

クラス

PipelineData

Azure Machine Learning パイプライン内の中間データを表します。

パイプラインで使用されるデータは、1 つのステップの出力として PipelineData オブジェクトを指定し、1 つ以上の後続のステップの入力を指定することで、あるステップで生成し、別のステップで使用できます。

パイプライン データを使用している場合は、使用されているディレクトリが存在することを確認してください。

ディレクトリが存在することを確認する Python の例。1 つのパイプライン ステップで output_folder という名前の出力ポートがあり、このフォルダー内の相対パスにデータを書き込む必要があるとします。


   import os
   os.makedirs(args.output_folder, exist_ok=True)
   f = open(args.output_folder + '/relative_path/file_name', 'w+')

PipelineData では、データ アクセスと配信に推奨されるアプローチではなくなった基になる DataReference を使用します。代わりに OutputFileDatasetConfig を使用してください。サンプルについては、 OutputFileDatasetConfig を使用したパイプラインを参照してください。

PipelineData を初期化します。

PipelineStep

Azure Machine Learning パイプラインの実行ステップを表します。

パイプラインは、パイプライン内の個別の計算単位である複数のパイプライン ステップから構築されます。 各ステップは個別に実行でき、分離されたコンピューティング リソースを使用できます。 各ステップには、通常、独自の名前付き入力、出力、およびパラメーターがあります。

PipelineStep クラスは、一般的なシナリオ用に設計された他の組み込みステップ クラス ( PythonScriptStepDataTransferStepHyperDriveStepなど) を継承する基本クラスです。

パイプラインと PipelineSteps の関係の概要については、「 ML パイプラインとは」を参照してください。

PipelineStep を初期化します。

StepSequence

Pipeline内のステップの一覧とその実行順序を表します。

パイプラインを初期化するときに StepSequence を使用して、特定の順序で実行するステップを含むワークフローを作成します。

StepSequence を初期化します。