の新しい SQL Server オブジェクト エクスプローラー[SQL Server] ノードは視覚的に SSMS とよく似ていますが、それだけではなく、SSMS で提供されるものとよく似た機能を持つコンテキスト メニューを使用して、新しいオブジェクトを作成することもできます。
たとえば、[データベース] ノードの下に、新しいデータベースを作成できます。同様に、特定のデータベースを選択し、新しいテーブル デザイナーを使用して、テーブル定義および関連するプログラミング オブジェクトを即座に作成または編集できます。テーブル デザイナーをスクリプト ペインに切り替えて、そのテーブルを定義するスクリプトを直接編集することもできます。
新しいデータベースを作成するには
SQL Server オブジェクト エクスプローラーの [SQL Server] ノードの下で、接続されているサーバー インスタンスを展開します。
[データベース] ノードを右クリックし、[新しいデータベースの追加] をクリックします。
新しいデータベースの名前を Trade に変更します。
テーブル デザイナーを使用して新しいテーブルを作成するには
新しく作成した [Trade] ノードを展開します。[テーブル] ノードを右クリックし、[新しいテーブルの追加] をクリックします。
新しいウィンドウでテーブル デザイナーが開きます。デザイナーは、列グリッド、スクリプト ペイン、およびコンテキスト ペインで構成されています。列グリッドには、テーブル内のすべての列が表示されます。デザイナーの他のコンポーネントは、後の手順で使用します。
スクリプト ペインで、新しいテーブルの名前を Suppliers に変更します。具体的には、まず次の行を探します。
CREATE TABLE [dbo].[Table1]
これを次の行に置き換えます。
CREATE TABLE [dbo].[Suppliers]
列グリッドで空の行をクリックし、テーブルに新しい列を追加します。[名前] に「CompanyName」、[データ型] に「nvarchar (128)」と入力し、[Null を許容] チェック ボックスはオフにします。Tab キーでフィールドを離れると、スクリプト ペインの内容が直ちに更新されます。
新しい列をもう 1 つ追加します。[名前] に「Address」、[データ型] に「nvarchar (MAX)」と入力し、[Null を許容] チェック ボックスはオフにします。
警告
接続されているデータベースのオブジェクトを編集する場合は、ローカル ドライブに保存しないでください。データベースへの変更を正しく保存するには、次の「接続されているデータベースを Power Buffer で更新する方法」に示されている手順に従ってください。
これまでの手順を繰り返して、テーブルをもう 1 つ、Customer という名前で作成します。今回は列グリッドを使用して、以下に示す列を Customer テーブルに追加します。さらに、テーブルの名前が [dbo].[Customer] になるようにスクリプトを変更します。
名前
データ型
Null を許容
Id
int
オフ
名前
nvarchar (128)
オフ
もう 1 つ、Products という名前のテーブルを作成します。列グリッドを使用して、以下に示す列を Products テーブルに追加します。さらに、テーブルの名前が [dbo].[Products] になるようにスクリプトを変更します。
名前
データ型
Null を許容
Id
int
オフ
名前
nvarchar (128)
オフ
ShelfLife
int
オン
SupplierId
int
オン
CustomerId
int
オン
テーブル デザイナーを使用して新しい CHECK 制約を作成するには
テーブル デザイナーのコンテキスト ペインには、テーブル定義 (キー、制約、トリガーなど) の論理ビューが表示されます。オブジェクトを選択すると、個々の列に対するリレーションシップが強調表示されます。
Products テーブルについて、テーブル デザイナーのコンテキスト ペインで [CHECK 制約] ノードを右クリックし、[新しい CHECK 制約の追加] をクリックします。
ノード カウントが自動的に 1 カウント分、インクリメントされます。
スクリプト ペインをクリックし、制約の既定の定義を次のように変更します。
CONSTRAINT [CK_Products_ShelfLife] CHECK ([ShelfLife] <5),
この制約は、列の ShelfLife の値を 5 未満に制限しています。
テーブル デザイナーを使用して新しい外部キー参照を作成するには
Products テーブルについて、コンテキスト ペインで [外部キー] ノードを右クリックし、[新しい外部キーを追加] をクリックします。
ノード カウントが自動的に 1 カウント分、インクリメントされます。
スクリプト ペインをクリックし、外部キー参照の既定の定義を次のように変更します。
CONSTRAINT [FK_Products_SupplierId] FOREIGN KEY ([SupplierId]) REFERENCES [dbo].[Suppliers] ([Id]),
これまでの手順を繰り返して、Products テーブルに外部キー参照をもう 1 つ追加します。今回は、既定の定義を次のように変更します。
CONSTRAINT [FK_Products_CustomerId] FOREIGN KEY ([CustomerId]) REFERENCES [dbo].[Customer] ([Id])