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FOR XML で PATH モードを使用する

FOR XML を使用した XML の構築で説明したように、PATH モードでは、要素と属性を混在させる簡単な方法が提供されます。 PATH モードは、複雑なプロパティを表すために追加の入れ子を導入する簡単な方法でもあります。 FOR XML EXPLICIT モードのクエリを使用して行セットからこのような XML を構築できますが、PATH モードでは、面倒な EXPLICIT モード クエリに代わる単純な方法が提供されます。 PATH モードでは、入れ子になった FOR XML クエリと、 XML 型インスタンスを返す TYPE ディレクティブを記述する機能と共に、複雑さの少ないクエリを記述できます。

PATH モードでは、列名または列エイリアスは XPath 式として扱われます。 これらの式は、値が XML にどのようにマップされているかを示します。 各 XPath 式は、項目の種類 (属性、要素、スカラー値など) と、行要素を基準にして生成されるノードの名前と階層を提供する相対 XPath です。

このセクションでは、さまざまな条件下での行セット内の列のマッピングについて説明し、例を示します。

このセクションにて

こちらもご覧ください

WITH XMLNAMESPACES を使用したクエリへの名前空間の追加
SELECT (Transact-SQL)
FOR XML (SQL Server)