このトピックでは、SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、SQL Server 2014 で論理バックアップ デバイスのプロパティと内容を表示する方法について説明します。
このトピックについて
作業を開始する準備:
論理バックアップ デバイスのプロパティと内容を表示するには、次を使用します。
開始する前に
安全
セキュリティの詳細については、「 RESTORE LABELONLY (Transact-SQL)」を参照してください。
権限
SQL Server 2008 以降のバージョンでは、バックアップ セットまたはバックアップ デバイスに関する情報を取得するには、CREATE DATABASE 権限が必要です。 詳細については、GRANT データベースの権限の許可 (Transact-SQL) に関する記事を参照してください。
SQL Server Management Studio の使用
論理バックアップ デバイスのプロパティと内容を表示するには
Microsoft SQL Server データベース エンジンの適切なインスタンスに接続したら、オブジェクト エクスプローラーでサーバー名をクリックしてサーバー ツリーを展開します。
[サーバー オブジェクト] を展開し、[バックアップ デバイス] を展開します。
デバイスをクリックし、[ プロパティ] を右クリックすると、[ バックアップ デバイス ] ダイアログ ボックスが開きます。
[ 全般] ページには、デバイス名と宛先 (テープ デバイスまたはファイル パス) が表示されます。
[ ページの選択 ] ウィンドウで、[ メディア コンテンツ] をクリックします。
右側のウィンドウは、次のプロパティ パネルに表示されます。
メディア
メディア シーケンス情報 (メディア シーケンス番号、ファミリ シーケンス番号、ミラー識別子がある場合) とメディア作成日時。
メディア セット
メディア セット情報: メディア セットの名前と説明 (存在する場合)、およびメディア セット内のファミリの数。
[バックアップ セット] グリッドには、メディア セットの内容に関する情報が表示されます。
注
詳細については、「 メディア コンテンツ ページ」を参照してください。
Transact-SQL の使用
論理バックアップ デバイスのプロパティと内容を表示するには
データベース エンジンに接続します。
[標準] バーから、新しいクエリをクリックします。
RESTORE LABELONLY ステートメントを使用します。 次の使用例は、
AdvWrks2008R2Backup
論理バックアップ デバイスに関する情報を返します。
USE AdventureWorks2012 ;
RESTORE LABELONLY
FROM AdvWrks2008R2Backup ;
GO
こちらもご覧ください
backupfilegroup (Transact-SQL)
backupfile (Transact-SQL)
backupset (Transact-SQL)
backupmediaset (Transact-SQL)
backupmediafamily (Transact-SQL)
sp_addumpdevice (Transact-SQL)
バックアップ デバイス (SQL Server)