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ワイド ビュー (グループ別)

この例では、Get-Service コマンドレットによって返される System.ServiceProcess.ServiceController オブジェクトのグループを表示するワイド ビューを実装する方法を示します。 ワイド ビューのコンポーネントの詳細については、「ワイド ビューの作成」を参照してください。

この書式設定ファイルを読み込む

  1. このトピックの「例」セクションの XML をテキスト ファイルにコピーします。

  2. テキスト ファイルを保存します。 format.ps1xml 拡張子をファイルに追加して、書式設定ファイルとして識別してください。

  3. Windows PowerShell を開き、次のコマンドを実行して、書式設定ファイルを現在のセッションに読み込みます:Update-FormatData -PrependPath <Path to file>

    警告

    この書式設定ファイルは、Windows PowerShell フォーマット ファイルによって既に定義されているオブジェクトの表示を定義します。 コマンドレットを実行するときは、PrependPath パラメーターを使用する必要があり、この書式設定ファイルをモジュールとして読み込むことはできません。

対象

この書式設定ファイルは、次の XML 要素を示しています。

  • ビューの Name 要素。

  • ViewSelectedBy ビューで表示されるオブジェクトを定義する要素です。

  • GroupBy 新しいグループを表示するタイミングを定義する要素です。

  • ビューで表示されるプロパティを定義する WideItem 要素。

次の XML は、オブジェクトのグループを表示するワイド ビューを定義します。 新しい各グループは、System.ServiceProcess.ServiceController.ServiceType プロパティの値が変更されたときに開始されます。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>

<Configuration>
  <ViewDefinitions>
    <View>
      <Name>ServiceWideView</Name>
      <ViewSelectedBy>
        <TypeName>System.ServiceProcess.ServiceController</TypeName>
      </ViewSelectedBy>
      <GroupBy>
        <Label>Service Type</Label>
        <PropertyName>ServiceType</PropertyName>
      </GroupBy>
      <WideControl>
        <WideEntries>
          <WideEntry>
            <WideItem>
              <PropertyName>ServiceName</PropertyName>
            </WideItem>
          </WideEntry>
        </WideEntries>
      </WideControl>
    </View>
  </ViewDefinitions>
</Configuration>

次の例は、このフォーマット ファイルが読み込まれた後に、Windows PowerShell で System.ServiceProcess.ServiceController オブジェクト を表示する方法を示しています。

Get-Service f*
   Service Type: Win32OwnProcess

Fax                             FCSAM

   Service Type: Win32ShareProcess

fdPHost                         FDResPub
FontCache

   Service Type: Win32OwnProcess

FontCache3.0.0.0                FSysAgent
FwcAgent

こちらもご覧ください

ファイル の書式設定の例を する

PowerShell 書式設定ファイルを記述する