Get-TraceSource
トレース用にインストルメント化された PowerShell コンポーネントを取得します。
構文
Default (既定)
Get-TraceSource
[[-Name] <String[]>]
[<CommonParameters>]
説明
Get-TraceSource
コマンドレットは、現在使用中の PowerShell コンポーネントのトレース ソースを取得します。 データを使用して、トレースできる PowerShell コンポーネントを決定できます。 トレース時に、コンポーネントは内部処理の各ステップに関する詳細なメッセージを生成します。 開発者はトレース データを使用して、データ フロー、プログラムの実行、エラーを監視します。
トレース コマンドレットは PowerShell 開発者向けに設計されていますが、すべてのユーザーが使用できます。
例
例 1: 名前でトレース ソースを取得する
Get-TraceSource -Name "*Provider*"
このコマンドは、プロバイダーを含む名前を持つすべてのトレース ソースを取得します。
例 2: すべてのトレース ソースを取得する
Get-TraceSource
このコマンドは、トレース可能なすべての PowerShell コンポーネントを取得します。
パラメーター
-Name
取得するトレース ソースを指定します。 ワイルドカードを使用できます。 パラメーター名 名前 は省略可能です。
パラメーターのプロパティ
型: | String[] |
規定値: | None |
ワイルドカードのサポート: | True |
DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
配置: | 0 |
必須: | False |
パイプラインからの値: | True |
プロパティ名別のパイプラインからの値: | True |
残りの引数からの値: | False |
CommonParameters
このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、about_CommonParametersを参照してください。
入力
String
トレース ソースの名前を含む文字列をこのコマンドレットにパイプできます。
出力
PSTraceSource
このコマンドレットは、トレース ソースを表すオブジェクトを返します。